こんにちは。grow-upです。
最近は外出自粛が続いている為、映画をよく見ています。昨日に引き続き今日もサスペンス系を見ました。”ピエロがお前を嘲笑う”です。
この作品は原作名だと”Who am I ?”ですが、作中のネタバレになる為に”Clowns laughing at you”を用いたそうです。ちなみにこの英文の頭文字を取ったのがハッカー集団CRAYの語源です。
この作品は何が有名かというと結末が誰にもわからないマインドファック・ムービー（どんでん返し映画）だという点。実際に鑑賞しましたが、コレは予想できない！というのが正直な感想です。冒頭から主人公が４つの角砂糖でマジックを披露するのですが、見終わった時に「そういうことか！」と感動しました。
冴えない青年が周りを見返す為に得意のハッキングで成長していく姿は実に爽快でした。捕まりそうになってハラハラするシーンもあるし、最後にはしっかり彼らに騙されました。コレを予想するのは不可能に近い！
この映画がここまで話題になっているのは間違いなく衝撃的なラストにあるでしょう。通常であれば、「実は夢でした〜」や「多重人格だったんです〜」で終わるところを、終わらせない。どんでん返しが2回来るところでしょうね。
あとあとよく考えてネットのレビューなんかを見ると不可解な点も多少ありますが、全ては仲間を守る為なんだなと思うと人間ドラマ要素もあります。欲をいえばもっと綺麗な女優さんをヒロインにした方がよかったのかなと思いますが。。
また、個人的には音楽も非常によく、テンポの良いBGMがマッチしていました。登場キャラクターも皆ぶっ飛んでいるものの仲間思いで、脱走する時は絶対に置いてきぼりにしなかったりと、構成以外の面も光ります。
この映画に騙されること間違いなし。じっくり考えながら見て見たい一作です。
読んでいただき、ありがとうございました。