名著『7つの習慣』解説!その⑦

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こんにちは。バズ・ライティンガーです。

本日は『7つの習慣』解説第7弾、”刃を研ぐ”です。『7つの習慣』解説も今日で最後になります。

この本を初めて読んだのは1年前。「どんな話だった?」と聞かれてもほとんど答えれれないくらいうろ覚えでした。しかし今は1個ずつ詳しく説明することが出来ます。やはりアウトプットは大事ですね。

「7つの習慣」その⑦ ”刃を研ぐ”

刃って何のことですか?

それは”君自身”だよ。自分という道具に投資をすることが「刃を研ぐ」習慣なんだ。

今まで1〜6の習慣を見てきましたが、それらは全て自分が成長するためのものです。自分で実践し、自分を高めていくための習慣になります。

私たちの一番大きな武器は自分自身。それを磨くことが成功への道しるべなのだとコヴィーは述べています。

そして、刃を研ぐ(自分を磨く)には、以下の4つの側面をバランスよく行うことが重要です。

1.肉体的側面

体調が悪い時は頑張ることが出来ませんよね。基本的に我々は体が資本なので、そのメンテナンスをする必要があります。

運動・食事・睡眠をしっかり行い、いつでも健康な体で作業が出来るようにして置かなければいけません。

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健康でいることで行動力も広がり、コミュニケーションも多く取ることが出来ます。身体的健康は全ての活動のベースとなるので、軽視してはいけません。短眠でパフォーマンスが下がるなんてことはNGです。

2.精神的側面

精神的側面で刃を研ぐとは、自らの価値観を深く見つめることです。

自分の心と向き合い、自分が大切にしていることを再確認する。いわば自分の中のフィロソフィー(哲学)を持つということです。

自分の中のフィロソフィーや軸がないと、様々な情報に流されて何が大切かを見失ってしまいます。そうならない為に、自分の価値観をきちんと把握することが重要になります。

本当にあった男女の価値観の違い (@menwomen01) | Twitter

3.知的側面

知的側面で刃を研ぐとは、情報収集力や選択力を磨くことです。

たくさんの本を読み、色んな話を勉強して聞いてインプット量を増やす。それだけでなく日記やSNSなどに書いて何を学んだかをアウトプットする。その作業が必要になります。

これはまさにブログまとめ記事を書くことと一緒です。

知識がなければ多様な価値観を持つことは出来ません。行動や思考の幅が小さくなってしまうからです。よく子どもが「大人は宿題がなくていいな〜」なんてことを言いますが、勉強をしなくなった大人は終わりです。生涯学び続ける人こそが刃を研ぐことが出来るのです。

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4.社会・情緒的側面

社会・情緒的側面で刃を研ぐとは、人間関係に置いても自分の価値観に忠実に振る舞うことです。

第4〜6の習慣で学んだように、意見が違ったり価値観が違う他者がいるのは当たり前。それを拒絶するのではなく、尊重して受け入れ、シナジーを作り出すために全力を尽くすことが大切です。

同じ人など一人もいないので、私たちは誰からでも学べるということを忘れてはいけません。

最後に

ここまで『7つの習慣』を全て解説していきました。

そもそもこの習慣は何のためにあるのか。それは成功の為です。では成功とは何なのでしょうか?

お金を稼ぐこと?有名になること?高級車を乗り回すこと?

コヴィーは言う成功とは、「一人の素晴らしい人間になること」。人格の形成こそが成功だと述べています。

種をまき、辛抱強く雑草を抜き、大切に育てれば成功という果実を手に入れることが出来る。種を撒いてすぐには果実は取れないので、進歩するのは一日一歩でいい。その考えが重要なのではないでしょうか。

蒔かない種に芽は生えない - 事業承継コンサルタント 佐原啓泰のブログ

人格の形成こそが成功。いいことを学ぶことが出来ました。

読んでいただき、ありがとうございました。

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